2016年4月29日金曜日

そして購入したFinePix S1 !!

納品直後。箱がヘタれてるのは事前情報通り。許容範囲です。
2014年に発売、いっときは売れ筋ランキングで1位にもなったというFUJIFILM FinePix S1。私がハイズームコンデジ、いわゆるネオイチを探し始めた時には既に生産終了、価格コムでも価格表示はありませんでした。
Amazonに少量ありましたが、直の販売は既になく出品者のブツばかり。
価格設定が抑えめのモノは、店頭展示品でメーカー保証期間が残り僅かと、「それ、新品っていっちゃっていいの?!」という(笑)
実際、Amazonに問い合わせたところ、出品者の記載に関しては変更できないと、なんとも弱気で無責任な主催者回答。
純然たる新品と思しきモノは、5万円近いプレミア価格(発売当初のメーカー希望小売価格よりチョイと高い)となっていました。

口コミ、レビュー等を見て、量販店で触れる後発の廉価版、S9900W(こちらも最近、生産終了となってしまいましたね)のEVFとかその辺も確かめて、「ないものねだり」的な感情も芽生えてしまい、Amazonで「新品」として出品されていた中で1番安かったものをポチッとしちゃいました。¥39,000弱というところでした。
もちろん出品者からのコメントもしっかり見て、展示品、本体傷なし動作確認済み、外箱は少しヘタレている。というところを確認。その後、直接連絡を取り保証期間を訊いたところ、開始が今年の3月末からとのことで、展示期間も短かっただろうと判断し購入へと踏み切りました。
開封直後。ホットシューカバーが付いていませんでしたが(泣)、本体は綺麗。

しかし!
納品は非常に速くして頂いたのですが2点問題が...
まず、ホットシューカバーが無い...(泣)
そして、本体が動かない!!
充電後に電源を入れると、鏡筒がテレ端までグイーンと勝手に伸び、その後「ガガガガ」という大きな音と振動が。そしてモニタにほんの一瞬だけ「電源をもう一度入れ直してください」というアラートが表示されてプツンと切れる...(涙)
何度やっても症状が改善せず、伸びた鏡筒を無理やり本体に押し込んだら一時的に使えるようにはなったのですが、全く完治からは程遠い状態でした。

届いたその日に出品者とメーカーサポートに連絡し、メーカー側は修理対応、出品者側ももちろん予備在庫など持っていませんから、返品なら...という返答でした。

購入の際、既にAmazonにて、レンズアダプタやらフィルタやら、レンズフードやら、予備バッテリやら、なんやらかんやら購入してしまったので返品も面倒になり、納品翌日に修理依頼をかけて配送することにしました。
配送をかけた翌日、FUJIFILMサポートから電話が。修理完了はなんとGW開け、何なら5月2週までかかる可能性もあると...ナンちゅうことでしょうね、全く!

噂のアホ仕様!(笑)純正アダプタはレンズ径がでかくなり72mmに...
KENKOのUVカットフィルタを付けて、ETSUMIのラバーフードを付けて...
レンズキャップは付けられまへん!

でもホットシューカバーはサポートが用意してくれるとのことで、まあ小さなものではありますが一安心しました。

納品された翌日、一瞬だけ奇跡的に使えた瞬間があったので、ワンコの散歩に持ち出しました。D5300+55-300mmレンズに比べると、軽い!これは大きなアドバンテージです。
その時に試し撮りしたものを数枚、拙作ですがアップします。
16:9の画角でトリミングなし。
イチゴの花に小さなアブが吸蜜。
とても小さいキュウリグサの花もしっかり撮れています。
鴨ちゃん2羽、耕したばかりの農地でのんびり歩いていました。
正面を向いている子の胸の羽根が塗絵っぽいかな...
毛繕い中のムクドリ。私の地方では幸い害鳥ではありません
カワラヒワ。ちょっと遠かったですが、拡大すると結構細部まで再現できていると思いました。

この後、鏡筒の伸縮でキューキュー言い出し、鏡筒に擦り傷ができてしまいました。
そして当初に出た「ガガガガ」音とともにご臨終なさいました(涙)
買ってすぐに2週間以上も預けることになったのは、とても悲しく、納得もできませんが、まあここは抑えて帰還を待つこととします。


レンズ追加か、超望遠コンデジか!

2015年の6月にNikon D5300 ダブルズーム・キットを購入して以来、ワンコの散歩では毎日カメラをぶら下げて、花に、野鳥に、景色にとファインダーを向けております。

レンズはもっぱら55-300mmズームを付けっ放し。重たいし、たまに広角の景色も撮りたくなりますが、まぁ犬の散歩で撮れる景色なんてたかが知れていますので、どうしても広角が欲しい時はiPhoneで代用です。
しばらくは発光禁止オートばかり使っていたのですが、鳥を撮るようになってからはスポーツモード、最近は絞り優先モードも使うようになりました。キットレンズはf値が高め(暗め)なので、絞り優先でf値解放にして、という使い方を試し中です。

一眼レフを使っていると、当然の如くNext Stepはレンズ。明るい単焦点へという流れが定石なのでしょう。私も今、とても迷っています。
もしレンズ沼へGo!という場合は、2つの候補があります。

1)Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G


2)Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G ニコンDXフォーマット専用

1)は、今後フルサイズ機にステップアップしても資産として使えますし、APS-C機のままでも問題なさそうですので検討しています。それに現在(2016/4/1)のAmazon価格ではDX用単焦点35mmよりも安価です。焦点距離がDX用より長いのが悩みどころですが。

2)は私自身、花や虫などを撮る機会が多く、また、ポートレート撮影などでも普通に利用できるという観点から、気持ちとしては(1)よりも興味をそそられています。

もうひとつ検討しているのが、レンズではなく、カメラ!
一眼レフはまだまだしばらくD5300で学んでいきたいので、違うお写ん歩カメラ、いわゆるネオ一眼と呼ばれている超望遠ズーム・コンデジに、非常に魅力を感じています。
というのは、鳥や月の撮影にすごく重宝しそうですので。

D5300にほぼ付けっぱの55-300mmでは、どうしても足りない場面が出てきてしまいます。大きく撮ろうと近づけば逃げられちゃいますし、遠くで気づいて取り敢えず撮影、後でトリミングすれば当然画素数が足りなくなってしまったり、被写体のポージングがイマイチだったりという事がよくあります。
一眼用の400mm以上なんて現状では手が出ませんし、機動力がガタ落ちになります。なにしろ毎朝のワンコ散歩での撮影ですから。

そこで思いついたのが、ハイズーム・コンデジ。いわゆるネオイチです。撮像素子はどれも小さいですが、広角から超望遠まで1台でまかなえるのが魅力です!
各メーカーがそれぞれ個性的な機種を出していますし、Nikonは今月には新機種を発売します。とても悩ましく、考え始めてからずっとあれこれ迷っています。
上記のレンズも含め、ヨドバシ、ヤマダ、コジマ・ビックと彷徨う日々が始まりました。

機能と価格から検討対象となったのは以下の機種たち。

1)Nikon COOLPIX P610
既に後継機のB700が発表されて、価格もこなれてきていますし、性能も申し分ありません。軽くて機動性も高い!
現在のメイン機もNikon D5300ですし。しかしどういうワケか上位のP900を合わせても、今回に限ってはあまり魅力を感じませんでした。
店頭で触れた感覚としては、EVFが若干見づらいかなぁというのもありました。


2)CANON PowerShot SH60 HS

PowerShotは、まだデジカメが100万画素とかそんな時代に使っていました。今の機種とは比較のしようもありませんが。
いまニコンを使っている身としては、キヤノン機が1台あるのも良いかなぁと思ったり。
こちらも性能としては申し分ありません。RAWも扱えますし、P610よりはEVFも多少は見やすいかなと。ただ、P610に比べると1万円は高く、質感はちょっと安っぽい。
広角端が21mmスタートというのも強力なアドバンテージと感じましたが...

3)Panasonic  LUMIX FZ1000 / FZ300
 
この2機種は一番迷いました。望遠端はFZ1000が400mm, FZ300は600mm。他社の候補機種よりは圧倒的に望遠端が短いです。
しかしこの2機種にはそれを補って余りある魅力を感じました。
FZ1000は1インチセンサーを搭載しているにもかかわらず、安い!
FZ300は防塵防滴、レンズは25mm-600mmまで通しでf2.8と明るい。バリアングル液晶はタッチ機能付き。万が一600mmでも足りないと思えば、純正でもOLYMPUS製でもテレコンバージョンレンズが付けられる。

そして2機種に共通なのは、4kフォトが撮れて動体撮影に強い、AFも速い。EVFがとても見やすい。ライカ・ライセンスの明るいレンズは所有欲を満たしてくれる。
2機種とも大きな魅力を感じましたが...!
1点悩んだのは1インチセンサーを積んでいるFZ1000の方が安くなっていること(笑)。
FZ300の方が後発で、充実の機能を搭載してきたのは分かっていますが、1/2.3インチセンサーなのに高い!というのが率直な感想でした。

...で、結局決めたのが、FUJIFILMのFinePix S1 !
ん〜...天邪鬼ですね〜www。
このS1についてはとんでもない曰くが付いてきましたので、それは次のエントリーでご紹介します!