2023年12月27日水曜日

小心者の私はXじゃなく…

見つけられづらいであろう、こちらのブログで呟こうと思います。

10年近く前のこと。都内のとある店でテクニカル・サポートをしていた時、黒い革ジャンを着た芸人を接客しました。
取り巻きを数人引き連れて、バッキバキに画面が割れたスマホを乱暴にテーブルへ投げ出し、終始不機嫌で尊大な態度。芸能人を上に見ているのか、
自分を何様と思っているのか知りませんが、非常に不愉快な時間でした。


ソレ壊したのはテメエだろ!とムカつきながらも、当然口には出さず。
顔を近付けられると、そのアバタ顔は驚くほどデカく、だけどそれを面白いとも思えず。

恫喝とも思える、嫌な口調で急かされながら、対応を終えました。

それ以来、今に至るまで彼の顔を見るとチャンネルを変えるほど嫌いです。


芸人メインのバラエティならいざ知らず(と言ってもCH変える)、NHK教養系番組にコイツが出ていると「ハァアッ⁉️」ってなるし、コイツがロック好きなのは知っていますが、あんなクソ振舞をロックと思っていそうで、それも胸糞悪い。

私もロックを聴いて育った人間なのでね、自分自身を同族と思いたくないんです。


長い間、呟くのを思いとどまっていたんですけどね。
報道の内容とは無関係ですが、彼の人間性をほんの一瞬とはいえ垣間見たひとりとして、タガが外れてしまいました。


今回の報道で、超大物と小物の二人の名前が出ましたが、小さい方の話です。

2023年11月29日水曜日

さよならi9モデル…


昨日11/28の17:26、MSIから当該機の再入荷を知らせるメールが届きました。
それに気付いたのは約1時間後の18:30頃のこと。
数日前にシビレを切らしてi7モデルを既に購入していたので、どっちにしろ時すでに遅しなのですが、一応サイトを覗いてみました。
たったの1時間で既にオーダーボタン消滅&販売終了の文字が。
皆さん待ち焦がれていたんですね!
私は待ちきれませんでした…笑

このモデルより何故か定価が高いi7モデル。その情報だけの時点では全く食指が動かなかったものの、Amazonブラックフライデーで公式ストアのセール価格¥239,800より安い¥228,800で出たため購入を決めたのは、前エントリでお話しした通りです。

そして今朝改めて公式サイトを訪ねてみたら、なんと!


私が購入したi7モデルの販売価格がドーンッと上がっていました!
まあ総合的な性能を見たら、これが本来の価格帯ですよね。

とはいえ、Amazonではブラックフライデー期間中は安く手に入りますし、在庫もあるようなので、お得に高性能ラップトップが欲しい方は今がチャンスですね!

2023年11月26日日曜日

MSI Creator Z16 HX Studio A13VF 4503JPがやってきた

 最近のエントリーで話題にしているMSIのラップトップPC、昨日11/24、手許にやってきました!
メーカー販売価格¥269,800、公式ストアのセール価格¥239,800。
そしてAmazon Black Fridayにて¥228,800まで値が下がり、購入を決めました。

先ずは基本情報からご紹介します。

OS: Windows 11 Pro
CPU: Intel Core i7 13700HX
GPU: Nvidia RTX4060 Laptop
RAM: 64GB DDR5
SSD: 1TB M.2 NVMe

インターフェイス
Thunderbolt 4 Type-C(USB PD対応)×1
USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)×1
USB3.2 Gen2 Type-A ×1
SDカードリーダー(SDXC対応)
オーディオコンボジャック ×1

ディスプレイ
16インチ グレア
WQXGA(2,560×1,600)

リフレッシュレート 165Hz
Mini LED
DisplayHDR 1000
DCI-P3相当
タッチディスプレイ非対応

重量:2.39kg

次に決め手となった点、妥協点をお話しします。

決め手
総合的なスペックに対するコスパが非常に高いと感じました。
CPUはi7, i9の中でもハイエンドだし、メモリも大容量の64GBを搭載、私はPCゲームはしませんが、グラフィックデザイン、写真編集、動画編集をしますし、3D制作も視野に入れているため、グラフィックカードもそれなりの性能が必要と考えていました。

妥協点
Adobe Frescoを使いたかったので、前モデルまでは搭載されていたタッチモニタが廃止されてしまったのは残念でした。このびっくり価格での提供ですから、おそらくコストカットでしょう😓
HDMIポートが無いのも少々残念ではありますが、使用頻度は低いしUSB-Cで対応可能なので問題ありません。

ここからは写真でざっくりOpen Boxの模様をお届けします。

11/24の10:30頃、大きめの箱で届きました。

申し訳程度に左右に緩衝紙が。
結構スカスカだぞ、Amazonよ💢

MSIロゴの茶箱の中から純白の化粧箱が
(とはいえ高級感はない)

ヨーロッパのスポーツカーを彷彿とさせるエンブレムはアガります。
ドラゴンというところが台湾らしいですね。

化粧箱の中はこんな感じ。中身は段ボールなのねー。

本体お目見え!
うん、MacBook Proをお手本としてるのかな。良いぞ。

ピカピカのグレア画面はこういった写真が撮りにくい😅

キー配列はこんな感じ。打鍵感良し。個人的にはテンキー不要。
タッチパッドは大きくて操作性も良かったです。

購入前に調べた情報通り、高出力マシンのアダプタはレンガ。

諦めきれずにタッチしてみたけど、当然ダメでした。
壁紙がクール!ディスプレイは180度開帳し、画面反転も可能。

エンブレムが渋いクロスが、キーボードとディスプレイに挟まっていました。

この不愛想感が逆に潔い、折り畳みのクイックガイド。

左側面。PD&映像出力対応のTB4, 映像出力対応のUSB-C
オーディオジャックの順(L - R)


左奥に充電ポート

右側面。フルサイズのSDカードスロット、USB-A端子

左右側面、インターフェイスの無い部分に排気口
確かヒンジの部分にもあったと思います。

底面は半分近い面積が通気メッシュ

我が家には猫がいるので、猫毛には細心の注意が必要です。

機能やパフォーマンスの調整メニュー、なのかな?

カラーマネジメント機能も充実

意気揚々と初期設定をしていたら、いくつか問題が!

最初に困ったのが、HP Spectreの内容がごそっと入り込んできた事。一番最初に「新しいPCとして設定する」を選んだんですがねー。これはちょっと考えて解ったのですが、One Driveから同期がかかってしまったのでしょう。Youtubeに「One Driveに気をつけろ!」的な動画が沢山上がっているのを知っていたのに、真剣に予習していませんでした。
私はMicrosoft 365を利用しているので、Cloudの容量が無駄にデカいんです💦

そして次に焦ったのが、OSアップデートが22H2止まりで、Copilotが出てこなかった事です。実はこの症状、Spectreでも出ていて、その時は他に致命的な不具合が生じていたためOSを初期化再インストールをして解決したのですが…。

Creatorも「更新プログラム確認」ボタンを何度押しても22H2で「最新です」が繰り返されたため、ググってWindowsインストールアシスタントを使う羽目に。これで1時間以上、時間を食ってしまいました。が、なんとか解決しました。

copilotおよびbingは、正直うまく使えているのか分かりませんが、私なりに利便性を感じて使っているので、どうしても入れておきたい機能でした。

こういったトラブルの対応力が、まだ私がWindowsに慣れていないところなんでしょうね。

そうは言ってもニュー・ガジェット。ワクワク感はまだまだ続いています。
そしてBlack Friday真っ只中、このマシンをより楽しく、そして生産性を高められるように、ちょっとばかりタガを外してボタンポチポチしているところです(笑)

それにしてもこのCreator Z16, 性能、デザイン、価格と、非常に優れたシリーズだと思うのですが、特に日本での認知度はあまり高くないようですね。
買う直前までできるだけ情報が欲しくてWeb, Youtube, X(Twitter)などで検索しまくったのですが、レビュー、口コミ、動画、つぶやきが余りに少ないと感じました。

Xでは2022年以前の機種のつぶやきばかりだし、Youtubeは外国人のレビュー動画はそれなりにあるものの、仕様が異なるので当てにならず。日本人のレビュー動画は旧モデルの1件しか見つけられず、おすすめPC○○選といった内容でも全く見かけませんでした。

まだ手にして2日ほどですが、とても良いマシンだと思うんですけどね~。
(熱くなるし、音もそれなりにしますよ~😅)

2023年11月24日金曜日

Amazon Black Friday先行セールでポチッとな

この1~2ヶ月、Newマシン選考でめちゃくちゃ悩みました。
そして昨朝、ついにキメました!
本命は一番下に記載しています。
それまで長々と迷った内容と経緯を綴っていますので、良かったらお付き合いください。



普通に考えれば、8年落ちのiMacを刷新するのが順当だし、タイミング良くM3 Macの発表もありました。ですが、以前のエントリで書いた通り、このところのMacはスペックアップを望むと価格がグッと上がってしまうし、ベースモデルが他社の同価格帯機種と比較してもコスパが悪いので(メモリもストレージも小さい)、今回は諦める事にしました。

そうはいっても最後まで、導入候補にした機種はあったのですが、ディスプレイなど諸々を用意しなきゃいけなかったり、というところで予算的に折り合いが付きませんでした。

Mac Studio
エントリーモデルでもM2 MAXチップ, 32GB RAMを搭載しているし、インターフェイスも豊富で非常に魅力を感じた機種でした。

そして今回のPC探し初期に目を付けたモデル、MSI Creator Z16 HX Studio 2601JP(Core i9 13980HX, RTX4060, 64GB RAM, 1TB M.2 SSD)はずっと頭に引っ掛かっていて、再入荷のお知らせメールを登録し、日々公式ストアのチェックをしていました。
しかし2万円オフのセール価格を買い逃してしまった10月中旬以降は、11月23日時点までずっと品切れが続いています。

せめてAppleオンラインストアのように、納期目安を表記してオーダー可能にしてくれれば、こちらとしては待つのもやぶさかではなかったので、とても助かったのですが…。
2万円オフ・クーポンだけずっと出しておいて、肝心の本体が全く買えなかったセール期間の10月後半…MSIさん、意地悪です。
その後、あらゆるメーカーを探し回りました。幸い各社セールが始まって、通常よりもかなりお得に買えるタイミングにもなっていました。
今使っているHP Spectre X360 15でできる事はカバーしたかったので、ディスプレイのタッチ機能も可能なら欲しいと思っていました。このSpectreは、指タッチは良好なのですが、ペン描画が宜しくなかったので、iPadとApple Pencilのようなスムースな書き味に近いものを、最新機種で期待する部分もありました。
その上でCPU, GPUはできるだけ性能が良いものを、メモリはできるだけ大容量で、と考えて探したのですが、なかなかそういった機種には出会えません。あったとしても40, 50, 60万としてしまうので、もしそこまで出せるのなら、迷わずMacを新しくすると思います。

今時のラップトップは、殆どのメーカーはほぼカスタマイズできず、一般的なモデルが搭載しているメモリは大きくて16GB、稀に32GB。64GB搭載はかなりレアという事も今回知る事ができました。
そんな中で、ドスパラのブランドTHIRDWAVEが出しているクリエーター・ノートraytrekシリーズは、比較的リーズナブルな価格帯でCPUはハイエンド、メモリもSSDもカスタマイズ可能で、かなり心揺さぶられました。


Adobe CC推奨モデルと銘打っている機種も出ていて、サイトで何度もCTOシミュレーションを繰り返し、購入寸前まで迷っていました。


また、友人のすすめでHP Spectre X360を新しくする事も考えました。丁度HPブラック・フライデーセールが始まって、通常価格37万円の16インチ・モデルが24万円で買えるチャンスでもありました。確かに使い慣れているし、使用中の2019年モデルより改善されている点も多く、最後まで候補のひとつではありました。
具体的には…
・テンキーが排除されて、打ちやすいキー配列に
・タッチパッドが中央に配置され大型に(左寄りは、左利きの私にはキツイです)
・4K解像度のOLED(現在の使用機種もOLEDではありませんが4K解像度です)
・Intel Evo準拠
・現使用機よりも軽量化されている



ただ、16インチは2モデル出ているのですが、スペックに矛盾を感じて二の足を踏むことになりました。
・何故か下位モデルの方が高性能CPU(Core i7 13700H)で、上位との差別化のためかオンチップGPUのみでメモリ容量も小さい(16GB)
・上位モデルのCPUが下位より見劣りし(Core i7 1360P)、GPUは独立型だが低評価のIntel Arc A370M
※ディスプレイは上位の4K OLEDに対して下位は3K IPSですが、それで充分と感じていました。


そして昨日、Amazon Black Friday先行セールにて、迷いに迷った挙句、購入を決めたのがこちら。
MSI Creator Z16 HX Studio 4503JP
Core i7 13700HX, RTX4060, 64GB RAM, 1TB M.2 SSD)

ずっと張っていたCore i9モデルは諦めて、i7モデルで手を打ちました。
とはいえ、第13世代core i7の中でもハイエンドのチップだし、メモリ容量やグラボ、ストレージも、希望していたi9モデルと全く同じ仕様です。
このマシンも定価で見るとi9モデルより高い価格設定という、HP Spectreと似た逆転現象が気になっていたのですが、公式サイトではi9のキャンペーン終了後にこちらが3万円オフとなり、AmazonのBF先行セールでは驚異の4万1千円オフ、¥228,800(税込)で出たため、一晩跨いだ昨朝、なんとなく見ていたら指が勝手に購入ボタンを押していました(笑)

元々Appleだけを長く使っていたのでWindowsメーカーには疎いのですが、MSIを知ったのは恥ずかしながらこのPC探しの1~2ヶ月での事です。
ゲーミングPCに特化した、その筋では名を馳せている台湾のメーカーのようですね。
そしてi9モデルが4周年記念モデルと銘打たれていたように歴史は浅いようですが、レビュー記事や動画を見る限り信用に足ると思い、購入に至りました。

調べていくと、先代モデルはマルチタッチ対応でペンも付属していたようなので、その点のコストダウンは残念ではありますが、各メーカーを探し回った中でもこれほどのスペックでこの価格提供は見つからなかったので、とても良い買い物ができたと思っています。

今日、到着予定なので、楽しみで一晩しか眠れません(笑)
Black Friday本番もスタートしましたし!!

2023年11月1日水曜日

Apple Event !(2023/10/30 現地時間)


 日本では10/31午前9時にスタートしたApple Event. 正味30分と短い時間、また予想されていたiPadシリーズ(mini, Pro)の刷新はありませんでしたが、充実の内容だったと思います。

今回発表されたのは新しいM3チップを搭載したMacBook ProとiMac。
最近のApple製品にはすっかり疎くなってしまっている私、イベントを見たのも久しぶりでした。
驚いたのはフラグシップ・モデルを含め、既に他社のグラフィック・カードが搭載されていない事。M3チップに高性能&省電力のGPUも内臓されているんですね。プレゼンでもGPUというワードとゲームやグラフィックの流麗な映像が強調されていました。

M3チップは業界初の3nmプロセスが採用され、より省電力、より高速、より発熱を抑えられる技術との事。

システムのコンパクト化&省電力化という、SDG’s的なテクノロジーの搭載はとても魅力的ですが、価格は高くなっていく一方です。
いや私が使い始めたより以前からMacは高かったですが、このところのハイブランド化には、経済的にもとてもじゃないけど付いていけません…。

ちょっと昔話をさせてもらうと、Macとの出会いとなったPerforma 5320, 続くPowerMac G4, PowerBook G4は、ある程度CTOしても30万円台で収められたと記憶しています。
その後に買ったIntel iMac 2種、MacBook Air, MacBook Proはそれより安くで買えました。

最近はCTOの範囲も狭まっていて、ちょっと上げるのも高額が加算されてしまいます。
iMacはストレージが今どき逆に希少な256GBからのスタートだし、RAMは24GBまでしか積めません。
MBPも14インチは最上位モデル以外RAM 24GBまでだし、16インチモデルは18GB RAM, 512GB SSDという小ぶりな容量で¥398,800。もっと欲しければ、そこからCTOしなければなりません。
ストレージはクラウドなり外付けSSDなりを使えって事かもしれないし、RAMはApple Silionのパフォーマンスでは大容量は必要ないのかもしれません。

技術的な事を理論的に理解しているのではなく、これまでに刷り込まれた事が常識として変換されているだけなので、どうしてもRAMは積めるだけ積みたい、GPUはチップ内蔵型じゃなくGeForceなりRadeonなりが付いていて欲しいと考えてしまいます。

Macは最早、そんな常識を超越した発展を始めているのかもしれませんね。

前のエントリーで手持ちデバイスの刷新を検討している話をしましたが、コスパ的にもやはりWindows PC(ラップトップ Core i9)に一番魅力を感じています。
ただiMacが既に8年落ちのため、Macを更新した方が良い事も解っています。
ただデスクトップ作業、苦手なんです…笑。

さて、年内に1台はなんとかしたいのですが、どうしたものか…。

2023年10月29日日曜日

MSI 4周年記念モデルが欲しい!

 現在のPC環境が厳しくなってきたため、刷新を検討しています。
現環境は以下のとおり。

デスクトップ
iMac 27inch 5K(Late 2015)
Intel Core i7
16GB RAM
1.25TB Fusion Drive
AMD Radeon

ラップトップ
HP SPECTRE X360 15inch 4K(2019)
8th Gen Core i7
16GB RAM
1TB SSD
Nvidia GeForce

iMacは既にハードウェアが置いてけぼりとなってMac OSをアップグレードできず。Adobe CCを起動すると「M2プロセッサに最適化されています」「Mac OS 13.4以降では、最大パフォーマンス、正常動作が~」と、なんとも世知辛いメッセージが現れる始末。
確かにAdobe起動は少々時間を食いますが、動作自体はストレスを感じずに、8年経った今でも割と快適に使えているんですけどね~。

一方のSPECTREは、OLED16インチ直前のモデル。殆どの作業は快適ですが、純正ペンでのタッチパネル描画は僅かに遅延が発生します。

最近は別の問題として、カーソルが飛びまくり、クリック操作も暴走する現象が頻発、調べても解決の糸口が見つからず、泣く泣くシステムを初期化しました。
幸いにもWindowsの初期化/復元は非常に優秀で、システム以外にインストールしたアプリは消去されますが、それまでに作成・保存したデータはそのままの状態で残してくれました。
結局カーソル飛びの原因は不明のままでしたが、この復元により問題は解決し、軽めの作業は快適に使えるように復活しました。

問題は動画系アプリや、複数同時起動してのマルチタスク。
16GB積んでいてもアプリ起動中に「反応なし」表示が頻発するし(Adobe AnimateやAfter Effectsなど)、Wordで文書作成中にカーソルが飛んでしまう事は今もたまに発生しています。
飛びの原因は、もしかしたらタッチパッドが左に寄っているため、左手の親指側の腹がタッチパッドに触れやすいからではないかと思っています。

そんなワケで、全く経済的余裕はないのですが、新しいマシンを探し始めているところです。


私のパソコン遍歴からするとやはりMacを新しくしたいところなのですが(1996年からずっとMacしか使ってきておらず、2019年のHP SPECTREが初Windows PCです)、このところのApple製品は元が高いうえに円安まで乗ってきてしまって、もはや手が出ません。

名実ともにハイブランド。

メモリやストレージのCTOなどしようものなら、もうムリーッな加算となります。

一方のWindows PCはメーカーもグローバルに無限にあり、スペックや製品クオリティ、購買意欲を左右するデザイン性や価格設定なども選り取り見取り。探して掘り当てる楽しみがあります。初めてWindows PCを買った2019年当時より相対的に価格上昇はしていますが、Macで近い仕様(CPUは比較対象外。メモリやSSD容量、グラボの有無など)と比較すると、圧倒的高コスパです。

とはいえ、Windowsもメーカーや機種によっては高額になってきている印象があります。
HP SPECTRE X360の後継モデルを見てみましたが、フラグシップモデルは37万を超えてしまいます。それでもMacBook Proよりはお得ですけどね。


そんな感じで迷いながら探していて、候補として幾つかのマシンに絞れてきました。

MSI: Creator-Z16-HX-Studio-A13VF-2601JP

・13gen Intel Core i9 13980HX
・Nvidia Geforce RTX 4060
・Windows 11 Pro
・64GB RAM
・1TB SSD
・WQXGA 165hzリフレッシュレート Mini LED ディスプレイ

MSIの4周年記念モデルとして2023年10月12日に発売された、ピッカピカのNewモデル。
16インチ・ディスプレイの、シンプル&スマートなラップトップです。

上に挙げたスペックで、赤く色分けしたところは特筆すべきで、これだけの仕様で、公式ストアのクーポンを利用すると、なんと¥239,800(税込)!

やはりというか売れているようで、私がこのマシンを知って公式サイトに張り付いてから、購入可能だったのは2回だけ。
まだ本気度が低かった時で、購入手続きにもたついているうちに、あっという間に品切れになってしまっていました。
クーポン期限は10月末まで。そして品切れが続いています…。
果たしてあと2日でポチッとできるのでしょうか⁉

MSI:Creator-Z16-HX-Studio-A13VF-4503JP



・13gen Intel Core i7 13700HX
・Nvidia Geforce RTX 4060
・Windows 11 Pro
・64GB RAM
・1TB SSD
・WQXGA 165hzリフレッシュレート Mini LED ディスプレ

上記と同時発売の同型エントリーモデルで、CPUがCore i7となっています。それ以外は全く同じ仕様です。
公式ストアでは¥269,800(税込)と、性能差と価格の逆転現象が起きています。
更にサービスの違いとして、メーカー保証がi9モデルは3年、i7モデルは2年です。
とはいえ、Core i7の最新上位CPUです!(第14世代も既に出ていますけど、メーカー製品に載るのはもう少し後でしょう)

このモデルのお得な購入方法は…Amazonで買う事。
3万円OFFの¥239,800(i9と同額なのでそれでもまだ複雑ですが)で買えて、Paidy後払いを利用すれば20%ポイント還元があります。
ただこのモデルも、公式/Amazonともに何度か品切れしていましたし、セール価格も期間限定かもしれません。

i9モデルが¥239,800で買えなかったら、こっちになびいてしまいそうです笑




※週末セール限定価格¥249,800(税込)
・13gen Intel Core i9 13900H
・Nvidia Geforce RTX 4060
・Windows 11 Pro
・32GB RAM
・2TB SSD
・WQXGA 120hzリフレッシュレート IPS ディスプレイ

実は最初に注目したのはこのモデルでした。
通常価格¥314,800が、毎週末の金・土・日 限定で、上記価格で購入できます!
HPは更に、7%OFFクーポンと各種セールを併用できるので、実質23万チョイで買えます!
13世代 i9プロセッサ, 32GB RAM, 2TB SSDというスペックは非常に魅力的です。
しかし現在、4年落ちとはいえ同社のSPECTREを使用しているので、どうしても比較してしまいます。
タッチディスプレイ、360度回転(タブレットモード)ができず、解像度も若干下がってしまうという点で躊躇し、「週末セールで毎回出てきてるし」と購買意欲をペンディングしていたら…MSIという思わぬ伏兵が現れました!
上記MSIの2モデルも、SPECTREでできる事ができないんですけど、それを補って余りあるスペックとコスパの魅力があります。

ラップトップだったら上記のいずれかから、遠からず選ぶつもりです。

最後に。
明日10/30にAppleのイベントがあります。
ここでNew iMacが出て、RAMを32GB以上積めるようになったら、そして価格次第では、デスクトップの刷新も悪くないと考えています!



2023年6月30日金曜日

マンガ(アニメ)の話なんか、しちゃったりして

何年振りの更新でしょう…。

マンガ自体は十代の頃から割と好きでしたが、アニメはどちらかというと苦手でした。世代的に、ヲタクにはネガティブなイメージが強かったからかもしれないし、単純に80~90年代のアニメのノリが自分とは合わなかったからかもしれません。
そんな私ですが、何故か歳をとってから、アマプラでよく観るようになりました。そして現代(イマ)の作品が良いです。

最近ドハマりしたのが「僕の心のヤバイやつ」

私にとってはウン十年前の、中二時代を舞台とした、思春期ラブコメ。
最初は他のいくつかのラブコメと同じ感覚で観ていましたが、いつの間にかアニメも原作マンガも繰り返し観る事態に。
思春期の心理描写と精神的成長がとてもリアルで、ノスタルジックな気持ちになります。

そして、もちろん現代の話なので、私の中学生時代にはなかったスマホやPC、今ほど身近ではなかったコンビニがあります。「あの頃にあったらなぁ」と羨ましく思うところでもありますが、思春期、反抗期の心理、言動は今も昔も変わらないなぁと、ちょっと恥ずかしくなりながらも微笑ましく見ています。

<↓ネタバレあり↓>



主人公の市川京太郎は、厨二病まっ只中の陰キャ男子。
ヒロインの山田杏奈は、モデルとして売り出し中のクラス・ヒエラルキー頂点女子。

物語冒頭で、市川は山田を殺戮のターゲットとして、よからぬ妄想を繰り広げています。それを初恋とも気付かずに。
山田との接点もなく、冷たい一瞥を投げられたと感じれば、底辺コンプレックスを拗らせて、殺しの妄想を膨らませます。

レビューをいくつか見ると、この冒頭の市川の厨二病を許容できるかどうかが、本作の最初にして最高のハードルのようです。この部分は真直ぐに受け取らず、ユルく「拗らせてるんだねー」と見守るのが吉です。

一方の山田は、カワイイ事を自覚こそすれど、それを鼻にかける様子は微塵もなく、ウェイ系ではない天然陽キャ。
昼休みをひとり図書室で過ごす市川と、ある理由で図書室に来るようになった山田の、最初の接点が直ぐに訪れます。

意識しまくり、挙動不審の市川ですが、本人もそうとは気付かない優しさと気遣いが全開です。しかもそれを気付かれまいとこっそり行動するところに、惚れさせ要素が満載です。

それに対して、マイペース(ド天然)に振舞い、何の気もなく接してくる山田。山田のそれは、自分が食い散らかしたお菓子の空袋を市川に押し付けるなど、ある意味無神経であり、物語序盤は市川の事をまだ同級生の一人としか認識していない様子。ただ彼を、陰キャと馬鹿にしている雰囲気はありません。

図書室から始まったふたりの、何てこともない筈の関係が、曲がりくねりながらゆっくりと進んでいき、恋の駆け引きもいつの間にか対等か、山田の方が負けてるんじゃないか?と思うくらいに、市川に惹かれていく様が、そして市川は山田への気持ちが恋と気付いても、それは叶わぬものと疑わず、自意識を拗らせながらも恋心に抗えなくなっていく様が尊い。

山田との格差を否応なく感じ取り、自分が傷つく事を恐れ、山田の言動をネガティブに捉えたり、近づきすぎないよう素っ気なく接する市川。しかし、ここぞという時の思いやりや優しさをしっかり行動に起こせる市川。

飲食禁止の図書室でお菓子を爆食いし、時には「ねるねるねるね」「プルーチェ(フルーチェな)」を持ち込んで作るなど、幼稚さが抜けない山田。その反面、芸能活動にはプロ意識を見せる山田。
山田がいつ市川を意識し始めたのかは、読み手次第なところではありますが、接する時間が増えていくごとに、山田の愛読マンガ「君色オクターブ」の主人公と市川を重ね合わせていったのは、想像に難しくありません。

目覚めた性に貪欲な、思春期のおバカな一面を同級生男子たちに演じさせ、それと同じ興味、衝動を持ちながらも同性のアホ加減にイラつく市川という構図は、本当に私の大昔の中学時代を彷彿とさせ、笑ってしまいます。こういうアホな奴ら、いたー。因みに私は市川側でした(笑)
結局どちらも同じなんです。

アニメならではの演出が、原作をモチーフとしながらも秀逸だったシーンがいくつもあります。例えば…

1)市川が山田を好きだと自覚する

体育授業中、バスケットボールが顔に当たり、保健室に連れていかれる山田。
これ以上関わるな、という気持ちとは裏腹に、山田を追って保健室に忍び込む市川。
止まらない鼻血を押さえながら、翌日の撮影仕事をキャンセルせざるを得なくなった事と、商売道具の顔面の危機に直面して泣きじゃくる山田を、ベッドの下に隠れて見ていた市川も、意図せず涙を流す。

<追加シーン>
その時、山田のパスケースが落ちてきて、ゆっくり(ゾーン?)市川の視界に飛び込んできた。そこには、いつか渡した自作の絵が大事そうに入っていた。

原作での市川は、自分の涙だけで山田への想いに気付く、という描写でした。
アニメでは別のエピソードを、非常に効果的にガッチャンコしていました。

クラスいち性欲丸出し男子の足立が、ツレ達と散々下ネタを繰り広げた後、「山田さんにコレ渡して」と市川にメモを託します。自分へのイジメおよび、どうせくだらない下ネタが書かれているだろうと踏んだ市川は、そんなものを山田に見せたくないわけで、咄嗟に自作のキャラデザ絵(本人は認めないが山田がモデル)と摩り替えて渡します。
原作ではその絵を見た山田の顔がパアァっとなって終わり、バスケ怪我エピソードとは繫がりのない独立した話ですが、アニメではこのエピソードを初恋自覚の伏線として、見事に使っていました。

2)先輩にファミレスに拉致られる

大晦日の夜、コンビニに出かけた市川は、山田にご執心なチャラ3年生、南条先輩(ナンパイセン)に出くわします。強引にファミレスに連れていかれ、山田のLINEを執拗に聞き出そうとするナンパイセン。かつて山田がパイセンに使った「引かせる話法」を引用したり、ビビりながらも知らないと言い張っていたところに、タイミング悪く山田からメッセージが。その画面を見られてしまい、窮地に陥った市川…。

原作:
南条の先輩(ウェイ系。南条が敬語で話している事から高校生でしょう)もいてビビるしかない状況の中、パイセンと同行していた山田の友達でビッチ(市川の印象)同級生の萌ぴーが「帰るから送って」と市川に助け船を出す。

アニメ:
原作と違い、南条の先輩はおらず。同席の女子をドリンクバーに行かせて市川とタイマンの状況を作る。(萌ぴーは自ら席を離れる)
市川は漢気を出し、山田情報の提供を断固拒否。それを見届けた萌ピーが戻ってきて、上記原作の流れに。

このエピでは、咄嗟に「市原」と偽名を使った市川に合わせたり、山田と市川のために市川が同クラである事を知らないふりしたり、山田と市川の関係性を察知していたナンパイセンの「都合の良い女」が、それを口にしようとした時に蹴りを入れたり、市川を連れ出す際に「友達なんで」と、それまで演じていた(無)関係性をひっくり返したり、原作もアニメも、萌ぴーがカッコいいです。
そしてアニメ版は、市川の山田への想いとその決意が、より鮮明に描かれています。
付き合いたいとかそういう事よりも、山田を守るという決意に見えます。

アニメのテーマ曲も素晴らしい。
特にOp曲 ヨルシカ/斜陽 には、何度も目頭を熱くさせられてしまいました。
上にはアニメOPのノンクレジット版を貼ったので、こちらにはヨルシカのMVを貼ります。


この「僕ヤバ」、原作の第8巻まで読み進め、アニメもシーズン1のエピソード12まで観ました。シーズン2も制作決定!という事でめでたい限り!

その上でひとつ懸念というか、心配が…。
ヒロインの山田杏奈は、お菓子を爆食いしたり練り消しを作ったりする精神年齢の幼い少女でありながら、恋を知り、そして仕事への情熱も燃やす大人な一面を持ち合わせています。
主人公の市川もまた、バカげた妄想と捻くれた自意識過剰から脱し始めて、精神的に大きくなってきています。
そして山田は芸能人として着実に成功を掴み始めていて、恋愛が難しくなる状況が目前に迫っているように思えるのです。
そんな二人が選択する将来を考えると、少し胸がズキっとしてしまいます。
コミックス5巻最終話の市川の、姉とのやり取りは実にリアルで、人生だと思えてくるのです。

姉「成長して環境も変わってー…心だって変わるんだよ」

私も、こんな良いものではなかったかもしれないけれど、中学生の頃に初めて彼女ができました。市川の言動にはかつての自分と重なり合う部分が多くあり、もっと若い頃にこの物語があったなら、そして目にしていたなら、市川が過去を思い出して「頭がっ!」となるように、苦しんだかもしれません(笑)。

今となっては無駄としか言いようのない自意識過剰、小さな嫉妬を説明できずに機嫌を損ね相手を避けてしまう、ファッションや食事などで、自信の無さとイミフなプライドが渦巻くなど、私が通ってきた道を市川がいま歩んでいます。

マンガは絶賛連載中だし、アニメも二期が決まりました。
市川と山田の物語から、しばらく目が離せそうもありません。